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【突撃!広島アスリートの食卓<第10回>】『中国電力レッドレグリオンズ(ラグビー)』吉田橋蔵 ×『FUKUYAMA BATS(3人制バスケ)』河相智志

仕事と試合を両立しながら、プロのフィールドで活躍する選手たちの勇姿にも注目を

ー同じ競技に取り組む子どもたちに食事面でアドバイスをするとしたら、どのようなアドバイスがありますか?

河相「小さい頃から好き嫌いせずに、好きなものをもりもり食べて、しっかり運動して、よく寝るということが一番大切だと思います。特に食事に関しては、『用意してもらったものは、残さず食べる』ということですね」

吉田「僕も同じ意見です。あとは、しっかり食べることに加えて、いかに休息を取るかということも、大切にしてほしいと思います。競技を頑張ることはもちろん大切ですが、ケガをしてしまったらすべてが台無しになってしまうと思うので、ケガをせず、継続してスポーツに取り組むことが何よりも大切だと思います」

河相「確かにそうですね。うまく休むこと、よく寝ることも大切だと思います。こうして競技が違う選手と対談するのは初めてだったのですが、意外な共通点がありましたね」

吉田「僕も対談は初めてだったのですが、河相選手とお話して、3×3を生で観戦したくなりました」

河相「夏が試合のシーズンなので、ぜひ見に来てください!」

吉田「福山まで行きます!」

河相「ほんとですか(笑)? 僕も今回お話をさせていただいて、吉田選手のラグビーを見に行きたいと思いました。次の試合はスタジアムに観戦に行くので、スタンドにいる僕の姿を探してください(笑)」

吉田「はい、頑張って探します(笑)」

ーでは最後に、応援してくださるみなさん、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

吉田「僕たち中国電力レッドレグリオンズは今、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEというラグビーのプロリーグに参戦しています。中国電力レッドレグリオンズは、リーグの中でも唯一、外国人選手が1人しか所属していないチームです。なおかつ、選手たちはフルタイムで社業をしながら、試合やトレーニングに取り組んでいます。仕事もしながら、外国人選手をたくさん抱えるチームを相手に戦っていく。そんなところも、中国電力レッドレグリオンズの特徴ではないかと思います。ラグビーも120%、仕事も120%で頑張っているところを、ぜひ見ていただきたいです」

河相「FUKUYAMA BATSは福山市を中心に活動しています。プロチームではあるものの、所属している選手は平日はそれぞれ仕事をしながら、土日にプロリーグの試合に出場しているので、吉田選手の所属されている中国電力レッドレグリオンズさんとも、近いところがあるかもしれません。3×3はバスケットボールに興味のない方でも触れてもらいやすいスポーツだと思うので、いろいろな方に少しでも興味を持ってもらえればと思いますし、バスケットに限らず、広島のスポーツがどんどん盛り上がっていければと思いますので、これからも応援をよろしくお願いします」


吉田橋蔵

Hashizo Yoshida

1997年12月20日、徳島県出身
中学時代にラグビーと出会い、以降、主にスタンドオフとして活躍。大学はラグビーの強豪・日大に進み、卒業後の2021年から中国電力レッドレグリオンズでプレーしている。ポジションはスタンドオフ。試合全体を見渡しながら司令塔としてチームメートに指示を出すなど、攻撃の指揮において重要な役割を担い、状況判断力も必要とされる。得意とするプレーはタックル。

◆チーム情報/中国電力レッドレグリオンズ
1987年創部。陸上競技部、女子卓球部とともに中国電力のシンボルスポーツチームとして活動している。2003年のラグビートップリーグ開幕後は、トップキュウシュウAに所属。2019年には同リーグでの初優勝を果たした。2021年に開幕したJAPAN RUGBY LEAGUE ONEでは、3部リーグにあたるディビジョン3に所属している。チーム名の「レッド」(赤色)は、躍動感を表す色として使用されているチームカラー。「レグリオンズ」は、獅子座の中で最も明るい星「REGULUS(レグルス)」と「LION(ライオン)」を組み合わせた造語。「固い絆でつながることにより、獅子のように強いチームになる」というチームが目指す姿を表現している。

河相智志

Satoshi Kawai

1982年3月29日生、広島県福山市出身
5人制バスケットボールチームの兵庫ストークス(現Bリーグ・西宮ストークス)から選手キャリアをスタート。島根スサノオマジック、アースフレンズ東京Zなどでプレーした後、3×3.EXE PREMIERのスリストム広島に所属。2019年秋からは、自らが設立した3人制プロバスケットボールチーム『FUKUYAMA BATS(ふくやま・バッツ)』の代表を務める傍ら、選手としても活躍。2022年は、広島県成年男子国体アシスタントコーチとして選出。指導者として若手選手の育成にも携わっている。

◆チーム情報/FUKUYAMA BATS
2019年に福山市で創設された、3人制プロバスケットボールチーム。チーム名であるバッツは福山の市章である蝙蝠(コウモリ)を意味しており、ロゴデザインも蝙蝠をモチーフとしている。プロチームとしての活動に加え、地域貢献を目指しバスケットボール教室を積極的に開催している。チームは現在、プロリーグの3×3.EXE PREMIERに参戦中。国内の男子42チーム、女子6チームが日本の頂点を目指し戦う。日本国内のみならず、ニュージーランド、タイ、台湾にも展開しているグローバルリーグでもある。


本取材にご協力いただきました中国電力レッドレグリオンズの関係者の皆様、FUKUYAMA BATSの関係者の皆様、本当にありがとうございました。