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【突撃!広島アスリートの食卓<第7回>】『NTT西日本ソフトテニス部』村上 雄人 ×『広島ガスバドミントン部』小田 菜摘
結果を残してチームの名前を全国区に!街に勇気や感動を与える存在になっていきたい
ー広島には、お2人と同じ競技を頑張っている子どもたちもたくさんいますが、食事面でのアドバイスはありますか?
小田:私は好き嫌いも多く、量も食べられない子どもだったので、あまりいろいろと言える立場ではないんですが……(苦笑)。量をたくさん食べるというのは難しいと思うので、まずは好き嫌いなく、バランスよく、出された食事はしっかり完食することを意識してほしいと思います。しっかり食べることがケガをしない体づくりにもつながっていくので、『用意されたご飯をしっかり食べる』ことを大切にしてほしいですね。
村上:僕も、あまり食事についてはいろいろと言える立場じゃないんですけど……(笑)。『しっかり寝る』や『しっかり休む』ということに関しては、子どもの頃から意識して取り組んでいる選手も多いと思うのですが、栄養や食事の面まで意識しているのは一握りだと思うんですよね。ただ、競技を続けていくにつれてハードワークするようになると思いますし、そうするとケガのリスクも上がっていきます。休息ももちろん大切ですが、子どものうちから食事の面でもリカバリーを意識するようになれれば、すごく強いアスリートになっていけると思うので、休息に加えて食事の面も意識してもらえたらいいのではないかと思います。
ーそれでは最後に、お2人が、ソフトテニス・バドミントンそれぞれの競技において、どのような存在になりたいかを教えていただけますか。
村上:そうですね。ソフトテニスは五輪競技にもなっていませんし、サッカーや野球に比べると、あまりメジャーなスポーツだとは言えません。そんな中でも、競技人口は日本でも会員数が50万人、愛好者を含めると700万人前後いると言われています。NTT西日本がソフトテニス界のリーディングチームになれるように、そして、日本ソフトテニス界最強のチームになれるように頑張っていきたいと思います。試合に勝つことで、広島のみなさんに少しでも勇気や感動を届けることができたらいいですね。
小田:バドミントンは近年人気のスポーツになってきていますし、認知度も徐々にあがってきているのではないかと感じています。そういう状況だからこそ、もっと結果を残して、広島ガスバドミントン部という名前が有名になるような、全国に発信していけるような大会成績を残していかなければならないと思っています。広島県にはたくさんのスポーツチームがありますが、どこのチームにも負けないように、これからも頑張っていきたいと思います!
ーお2人とも、本日はありがとうございました!
村上・小田:ありがとうございました!
村上 雄人
Yuuto Murakami
1988年9月9日、愛知県出身。
愛知学院大を経て、2011年からNTT西日本ソフトテニス部所属。躍動感あふれるプレースタイルが特徴の後衛で、2013・2015年全日本社会人選手権優勝、2017年天皇杯優勝。国際大会での優勝を目指し編成されるナショナルチームにも選抜された。2022年には同じくNTT西日本ソフトテニス部・長江光一とのペアで東京インドア初優勝。現在は選手兼コーチとしてチームを支えている。
◆チーム情報/NTT西日本ソフトテニス部
NTT西日本ソフトテニス部は、1957年に社のシンボルスポーツチームとして創部。2017年にクラブチームから部に昇格した。日本最高峰の大会である日本リーグでは7戦全勝で前人未到の11連覇を達成。まさに国内屈指の実力を備えた強豪チームだ。創部当時からの「軟式庭球部員は社員の模範たれ」という理念は、今もなお選手たちに受け継がれている。
小田 菜摘
Natsumi Oda
1998年4月25日、広島県出身。
5歳からバドミントンを始め、高校では強豪・青森山田高に進学。2015年にはインターハイ(ダブルス)で優勝を果たすなど実績を収め、2016年に広島ガスバドミントン部に入部。自ら「負けず嫌い」と語る性格で、得意のショット・スマッシュを武器に、S/Jリーグ
(社会人バドミントンチーム対抗リーグ戦)での上位入賞を目指してトレーニングを重ねる。2022年は副主将も務め、主将の山藤千彩とともにチームをけん引している。
◆チーム情報/広島ガスバドミントン部
1995年に創部し、現在は、国内最高峰リーグ『バドミントンS/Jリーグ』に参戦中。S/Jリーグは前身の『日本リーグ1部』から37年にわたって開催されている国内リーグで、2019年までは下部リーグであるS/JリーグⅡの上位チームと入替戦も行われていた(現在は自動降格・自動昇格)。広島ガスバドミントン部には全国から強豪選手が集まり、2007年には中国地区実業団バドミントン選手権大会で11連覇を達成。「このまち思い」をスローガンに、地域貢献活動も活発に行なっている。