• スペシャルオリンピックス
  • パラスポーツ
  • コラム

スペシャルオリンピックス2022広島(11/4~6)
Power of Smile~だれもが輝ける場所へ。~【前編】

(前回2018年愛知大会 開会式の様子)

「特定非営利活動法人スペシャルオリンピックス日本・広島」 理事長 及び「2022年第8回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・広島 実行委員会の実行委員長」の崔 希美(さい ひみ)です。

2022年(令和4年)11月4日~6日に、 2022年第8回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・広島が県内で開催され、知的障害のあるアスリート約900名をはじめ、スタッフ・ボランティア・観客含め、総勢約16,000人が広島にお越しになり、スポーツを通して広がる出会い、歓びを分かち合い、熱い想いや心の交流を図る場となります!

ぜひ皆さまに、スペシャルオリンピックス2022広島(https://sonippon.wixsite.com/so-2022-hiroshima)に注目していただきたく、今回は同大会の魅力についてお話させてください。

スペシャルオリンピックス2022広島とは

スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人の日頃のトレーニングと成果発表の場である競技会を年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織です。オリンピック、パラリンピックと同様、4年毎に夏季・冬季の世界大会(次回2023年ベルリン)が開催されています。その世界大会の前年に、日本選手団選考会を兼ねて、国内ナショナルゲームを開催しているところです。

来月、11月4~6日に、広島県内で、その国内ナショナルゲームである「2022年第8回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・広島(以下、「スペシャルオリンピックス2022広島」という。)」が開催されます!!

中四国地方では広島が初開催です。この大会の開催により、障害のある方にもない方にも「パラスポーツ」を知っていただく良い機会になるとともに、アスリートとスタッフ・ボランティア、そして観客が一体となってアスリートの活躍を喜び合う大会は、広島県内だけでなく、全国各地の方々に希望や勇気、元気を与えるものになると信じており、そのような大会を広島で行えることを、本当に嬉しく思います。

大会スローガンは「“Power of smile”~誰もが輝ける場所へ。」です。障害があってもなくても、みんなで笑い合い、お互いを認めあって未来へ向け進んでいきたい、どんな困難があろうと、前を向き、笑顔で笑い、皆が幸せに笑える広島であってほしい、その思いをこめて、この大会を開催します。

大会ロゴは,開催県・広島の県の木「もみじ」をモチーフに,垂直に立てた葉の姿は未来志向であり,放射状の葉片はこれから私たちが向かうべき多様性を尊重する社会をあらわすとともに,これを実現する参加者や観客のエネルギーをグラデーションの色調にこめました。また,日本の縮図といわれる多様な広島県の環境(瀬戸内海,中国山地,都市の賑わい,人々の躍動)を多彩な色に置き換えています。

【大会概要】2022年第8回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・広島

地元ひろしまの皆様に多く支えられて

有森大会会長(右)から聖火を受ける崔実行委員長(左)

この大会では、県知事をはじめ、開催市町長に大会顧問になっていただいており、広島県の湯﨑知事、広島市の松井市長、呉市の新原市長、三原市の岡田市長、北広島町の箕野町長、皆さまに力強く支えていただいております。

 今までも、知事や市町長の皆さまに、広島大会関連イベントにご出席いただいておりますが、特にスペシャルオリンピックス2022広島の採火式・分火式では、松井広島市長に、平和記念公園の平和の灯から採火いただき、広島から全国、そして世界へ平和を発信する大きな出来事だったと思っています。

有森大会会長(左)とアスリート(右)がトーチランで走行する様子

また、広島商工会議所の池田晃治会頭さま、公益社団法人広島県パラスポーツ協会の山根恒弘会長さま、ライオンズクラブ国際協会336複合地区ガバナー協議会の方々に、心強い支援や温かいお言葉をいただいております。
 

スペシャルオリンピックスの活動費用は、ほぼすべてを寄付でまかなっており、今大会では、県内120社の企業にスポンサードして頂きますとともに、特にオフィシャルスポンサーの皆さまにも多くのご支援をいただいております。また、資金面のみでなく、数百名規模のボランティアを動員してくださる企業様もおられ、たくさんのご協力、ご支援をいただき、皆様の温かいお気持ちに大変感謝しております。(https://www.son-hiroshima.com/sensei-sponsor