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コラム
広島横断型スポーツ応援プロジェクト「TeamWISH」始動!スポーツの力で広島をもっと笑顔に(前編)
チームや競技の枠を超えた広島横断型スポーツ応援プロジェクト
「わがまち♡スポーツ」の他、昨年度は、スポーツの情報発信の取組として、3月24月に発表した広島横断型スポーツ応援プロジェクト「TeamWISH」の立ち上げにも力を注ぎました。「TeamWISH」とは、広島のスポーツを県民全体で応援するコミュニティです。現在(R4.3時点)は、県内26のチームが参画しています。
広島はスポーツ王国と言われています。しかし、広島東洋カープやサンフレッチェ広島のように全国的にも有名なチームがある一方、何度も日本一を獲得していたり、日本リーグで何連覇も達成しているチームなど、もっともっと知ってもらいたい選手やチームがたくさんあるんです。競技や種目など関係なく、広島のスポーツを県民の皆さんが応援する環境を整えることで、広島のスポーツ全体の底上げにつながると考え「TeamWISH」を設立しました。
3月24日(木)にシャレオ中央広場にて開催した「TeamWISH公開収録記者会見」では、県内26チームから選手やOBの方にお集まりいただき、トークショーを行いました。これだけのスポーツチームが一堂に会する機会は、広島県初と言っても良いのではないでしょうか。参加を呼び掛けた側ではありますが、いざ26チームの皆さんを前にすると、まさに圧巻。ご協力いただいている選手・関係者の皆様には感謝しかありません。今後もチームの皆様と一緒に「TeamWISH」を盛り上げていきたいと思います。
また、TeamWISHプロジェクトのメインコンテンツとなる「WISH Match」は、県民の皆さまに参加いただける、チームや競技の枠を超えた試合結果等予想型ゲームです。簡単に言うと、選手やチームの勝敗ではなく、試合データ(スタッツ:奪三振数やシュート率など)を予想するゲームとなっています。
例えば「広島東洋カープの大瀬良選手の奪三振数と、広島ガスバドミントン部の下田選手のスマッシュ数どっちが多いでしょうか?」など、その中身はバラエティに富んだものばかりです。
4月4日からプレシーズンがスタートしますので、詳しくは,WISH Matchサイトをチェックしてみてください。https://match.sa-hiroshima.com/#/top
元々、広島県の皆さんはスポーツへの関心度が高いと聞いていますので、広島県内のスポーツにより興味を持ってもらい、試合会場へ足を運んでもらうきっかけを作りたいのです。また、日常会話の中で「昨日のイズミメイプルレッズ勝ってえかったねぇ!」「福山バッツ1点差で負けとって仕事のやる気出んわ~」みたいな会話が広島県内に溢れてほしいのです。
「TeamWISH」は、県内のスポーツチームの皆様とその関係者の皆様、そして広島県民の皆様の力があってこその成立するプロジェクトです。ぜひぜひ「TeamWISH」に賛同・参加して、「WISHMatch」を楽しんでいただき、広島のスポーツを一緒に盛り上げていきましょう。
次回は、広島横断型スポーツ応援プロジェクト「TeamWISH」始動! スポーツの力で広島をもっと笑顔に(後編)をお届けします。私のこれまでの経験から実感した“スポーツの偉大な力”についてや、私が広島に来て感じた“広島の財産”についてお話させていただきますので,後編も楽しみにしてください。
神田 康範
Yasunori Kanda
1981年熊本県生まれ。大阪大学外国語学部卒業後、大手スポーツメーカーに入社し、5年間米国支社に勤務。帰国後、大手スポーツマネジメント会社などを経て「HONDA ESTILO」で本田圭佑のマネジメントを担当。2015年からオーストリアサッカー2部リーグ「SVホルン」CEOに就任。帰国後、2018年~2019年には、Bリーグ・ライジングゼファーフクオカのCEOに就任。現在は九州アジアプロ野球リーグに所属する火の国サラマンダーズの代表取締役としても活躍する。
(コラムコーディネート/大須賀あい)